まず話題をいつもの車関係からチョットずらして今回はゲーム機「Wii」と「PS3」の売れ行きの比較をしてみましょう。(*最初に断っておきますが私はゲーマーではありませんので一般的な視点で書き込んでますので細かい性能などはメーカーのHPや専門のサイトでお調べください、あしからず)
絶好調の「Wii」に対してかなり苦戦中の「PS3」という図式はよく目にする(?)かと思いますが「PS3」は何故あまり売れないのでしょうか?
およそ時同じくして発表・発売されたゲーム機ですが「PS3」は「Wii」に対し5倍の売り上げ差をつけられています。かなりの差と言っていいでしょう。
ゲーム機は“ファミコンブーム”以降急速に普及しましたが性能の向上と共に価格も上昇してきましたが、基本は“玩具”な訳です。
プレステが台頭した理由はそれ(スーパーファミコンあたり)まで任天堂が握っていたシェアと販売手法がユーザー側が求めるものとして天秤に掛けられた際、よりユーザー向けなモノに流れてしまったからです。
どういう事かというとファミコン→ディスクシステム→スーパーファミコン→任天堂64(その他いろいろ)・・・。
>>ゲームのシリーズなどは続いたのですがハード(本体)が変わり、(本体の違いで)ソフトが変わり、価格が上がり・・・=高いゲーム、その都度買い換えなければならない、負担増など。
>>性能が向上し、操作なども複雑に・・・クリアするまで時間が掛かる、あるいはクリアできない・・・=楽しくない、面倒など。
により、ユーザーは付き合いきれなくなってきました。そこへプレステはメモリを別にする事でソフトの価格はソコソコ、CDの再生もできる(セガサターンも似た様なパッケージでした。)ことでゲーム+αで一気に勢力を伸ばしました。ここでセガvsソニーの図式がクローズアップされました。(CDの音質も当時ハイレベルで再生可能とか聞いたような・・・)
つづく次世代で「PS2」と「ドリームキャスト」(そういえば当時セガの湯川専務って話題でしたね、懐かしい~)の争いになりますが「PS2」はそれまでの「PS」を踏襲し、古いPSソフトでも遊べてDVDの再生も可能としたのに対し、「ドリームキャスト」はゲーム製作会社がソフトを作りやすいようにした為それまでのソフトとの互換性を排除してしまいました。(ドリキャスもDVD使えましたよね?)
と、ここまではお客の視点で展開してきたソニー・プレステが圧勝と言えます。現にDVD普及の背景には「PS2」の存在はなくてはならないものでした。
そして今回「PS3」が売れない原因は何故か?まず買う側は信者でも無い限りは買う前に競合商品と比較しますよね?
まずは値段。「Wii」の約二倍(高いですね~)
次に性能、これは「PS3」の方が上のはずです。では何故?
グラフィックが「PS2」よりも良いですがゲームするのにあまり関係ないですし、普通のテレビでも皆がハイビジョン対応のテレビを使ってるわけではありません。またゲーム用に安いテレビを使っているという人もいます。またBD(ブルーレイディスク)対応といっても現在のDVDで普通は事足りますし、HDDが20GBと60GB有っても「PS2」の時は無くても大丈夫だったので別にそこまでの性能は・・・。などユーザーを置き去りにしてしまっているのではないでしょうか。(盛り上がっているのはメーカーとマニアと評論家くらい?)
実際テレビでプラズマと液晶を選ぶ時もたいした興味のない人は安くてしっかりしたものであればどちらでも良いという感じじゃないですかね。ましてや今後は有機ELやSEDなんてよほど安くするとかしないと大幅には普及しないのでは?有機ELは超薄型でどうにかなるかも知れませんが・・・。(話題がやや逸れましたね)
要はゲーム機は“必要な家電”とは別の“娯楽の為の家電”であり、大抵の人は“玩具の延長線上”に有るものと考えているので価格にしても少し手を伸ばせば安いPCも買えてしまえる金額では手を出すのも躊躇してしまいます。そして今までの経緯では“何年かすると安くなる”という流れが出来てしまっているので『買おう』と思っているユーザーも『また安くなってからにしよう』となっているからです。(←悪い流れです。)
仮に価格が「Wii」と同じであればここまで差が開く事は無かったでしょう。また「Wii」の商品コンセプトも“ゲーム機でゲームをする”感覚から“ゲーム機でゲームだけではなくスポーツやその他の遊びが(最近では勉強も)出来る”まさに家庭用ゲーム機としては新しい感覚であり、それと共に娯楽に対する“原点回帰”を果たしたと言っても良いでしょう。
人によってはボタンが沢山あっていろいろと複雑な操作を覚えるのが面倒という人もいるので、そういう点で「Wii」はゲーム機的なゲームが嫌いな人、簡単なゲームが好きな人にも受けたのではないでしょうか?
この二つのゲーム機を車で例えると「Wii」は家族で楽しめる“ファミリーカー”に対して「PS3」はマニアが好む“スポーツカー”で値段の差もおよそ倍。普通の家庭は“ファミリーカー”買いますよね?
結果論で言えばどうにでも片が付くのですが企画・開発・製造・販売これら全てを行うメーカーというのは実際大変なものです。勿論、他の業界でも似たような競争やシェア争いは常に起こっているわけですが、多くの購入者は“安くて良いもの”を選ぶのが常識です。(得した気分になりますから=嬉しい♪)
さて今後「PS3」の巻き返しはどういった作戦を取ってくるでしょうか?(私個人的には安いのが出て欲しいです。)いっその事「VAIO」なんかと合体させちゃうとかどうでしょう(笑)
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